仕事はつらいよ

適応障害で休職したOLの雑記です。

適応障害になって休職したPart5 出社訓練最終日

こんにちは、適応障害で休職中のOLきのこです。

 

今日で休職期間が終わります!うわー来週から大丈夫かな。不安しかないな。大丈夫じゃなさそう。

 

最初お医者さんから「適応障害なのですぐにでも会社を休んでください。とりあえず1ヵ月の休職で。」と言われたときは、まさか適当人間の自分がメンタルを崩すとは思わなかったです。そういうメンタル系の疾患って完璧主義の人しかならないと思ってたんですね。でも私みたいな人間もなってしまったということは、誰でもなりうる病気なんだと思います。適度なストレス発散が大事。ほんとに。

 

最初のうちは1ヵ月って長いなあ…と思ってたのですが、結果的に一ヵ月半休む結果になりました。今思うと、メンタルを崩した休職は「最低」一ヵ月は必要ですね。自分自身の体験で痛感しました。

 

今回は休職していた1ヵ月半を思い返してみたいと思います。

 

1. 休職前期(~1,2週間)

いや、正直何をしていたのか覚えてない(笑)。多分ずっとぼーっとしていたと思います。

 

今までずっと平日は仕事をしていたのに、急に休むとこういう気分になるんですね。

 

お医者さんからは会社とのやり取りは最小限にしてくださいねと言われていたのですが、今どうなっているか気になってしまい、メールは常に確認していました。
「今日はどんな問い合わせが来てるんだろ。あ~苦情が来てるなあ…。これ、私が休んでなかったら私に任されてたなあ…。」など。全然休めてない(笑)

 

空いてる時間は常にベッドの上にいました。
何もやる気がわかなくて、ちょっと外に出てみようかなと思っても時間を見ると16時とか。
今までの仕事でゴリゴリ削られたエネルギーを取り戻すのにも休むのは必要なことだとは思ってましたが、ここまで身体が動かないとは。結構凹みましたね。

 

これが最初の一週間です。 

二週目には実家に帰るようにしました。今は彼氏と同棲中で、親元を離れているので。


というのも、彼氏は激務で夜遅くにしか帰って来ず、それまでの時間本当に気が塞ぐんですよね。
実家には大好きなペットの猫もいるし、母親が専業主婦なので、一人で塞ぎこむ時間が少なくなるなと思って帰ることにしました。

 

2. 休職中期(~3,4週間)


実家に帰り、家事も両親に任せ(いい歳してごめんなさい)、一番ゆっくりした時間を過ごせたと思います。

 

このころにはあまり仕事のことも気にならなくなり、やっと心の底から休めるようになってきました。


休職前期は友達と遊びに行っても心のどこかで不安があり、本当に休んでいていいのか、あんなことで休んでしまった自分の心の弱さが原因なのではないかという感情でいっぱいになっていました。
が、中期にはそのような感情も薄れてきました。よかった。

 

ただ、元々がロングスリーパーだったこともあり、かなり睡眠時間が長くなっていたのには焦りました。
お医者さんからは、「起床時間とかは仕事をしているときと変わらないようにね!」と言われていたのですが、まあ無理ですよね。
昼まで寝てしまう癖が治らず、起きると12時とかざらでした。
でもこんなときもあまり自分を責めず、「次は午前中には起きよう」などと軽い目標を立てることにしていました。


結局一度も仕事時の起床時間に起きることはできなかったのですが、まあいいかって感じで過ごしていました。

 

3. 休職後期(~一ヵ月半)


この頃になるとだいぶ体調も安定し、夏ころから悩まされていた不眠症も良くなってきました。まだ薬を飲んでしまうこともありますが、次第によくなればなあと思っています。

 

体調が安定したことから、医師に復職訓練を勧められ、自分を緊張状態に置く練習を続けていました。

 

まずは短時間カフェや図書館に行き、PCを触る練習をしてみました。(こうして生まれたのがこのブログです)PC作業自体は苦ではなかったため、復職にも少し希望が見えてきました。
更に起きる時間を(なるべく)午前中にしたり、会社近くまで行ってPC作業をしたりと極力実際の仕事環境に近いような形で訓練をしていました。

 

また、ブログを書いているうちにあることに気づきます。
それは、「ある程度長い文章を書けるようになってきたこと」です。

 

休職前も少し文を書くような仕事をしていたのですが、そのときには上司の添削が厳しく、次第に端的で短い文ばかり作るようになってしまいました。
上司は自分の文章力に自信がある人だったため、私が少しでも上司の気に入らない表現を書くとなにこれ?と言われた記憶があります。
そうしていくうちに、文を書くのに抵抗が出てきてしまい、自分らしさを出した文ではなく、上司に気に入られそうな短い文ばかり書くようになっていました。

 

このブログを始めてから、ああ、私長文を書けるんだと安心しました。自分らしい文を書いても怒られない。私は文を書くのが好き。という気持ちを取り戻しました。


ただ、まだ心の隅に不安はあります。適応障害はストレス元から離れるとみるみる良くなるとはいいますが、私はもう少し時間がかかりそうです。

 

 

休職後について

まだ人事からは異動先について言われていません(笑)来週から復職予定なのに…。

 

もし次に身体を崩しそうなことがあったら迷わず辞めようと思っています。

 

今回の休職で学んだのは、我慢してもよいことは何もないことですかね。
私の場合、二人きりの部署で誰にも相談することができず、普段の業務もクレーム処理が多かったため休職に至ってしまいました。

 

今回はスキルと言えるものが全然身についていなかったので復職希望を出しましたが、次また同様のことがあったら新しい職場で働くのもありだなと思ってます。今は転職当たり前の時代だし。

 

というわけで多分週明けから復職です。まだ何も復職後についての予定が分からないのですが、無理をせず自分なりにまずは年末までがんばっていきたいなと思っています。